Allergy アレルギー・舌下免疫療法

Allergy test View39アレルギー検査 View39

当院では、一度に39種類のアレルギーが調べられるView39を実施しております。詳しくは動画をご参照ください。

Hay Fever花粉症

花粉症について

花粉症は2~5月に症状のでるスギ花粉症が有名ですが、季節によって様々な花粉により発症しうるものです。
ホコリやダニなどを原因とする、通年性のアレルギー性鼻炎もあります。鼻水やくしゃみだけではなく、目の痒み、喉や皮膚の痒み、頭重感などの症状が出ることもあります。

花粉症

検査

医師による問診と、アレルギー検査(血液検査)などにより診断します。

治療方法

点鼻薬、点眼薬、抗アレルギー薬の内服による治療を行いますが、スギ花粉とダニによるアレルギーに対しては「舌下免疫療法」を行うことも可能です。

舌下免疫療法

舌下免疫療法

アレルギーの原因物質(アレルゲン)を、計画的に少量ずつ体内に取り入れることで過敏反応(アレルギー)を減少させる治療です。以前はアレルゲンを皮下注射する方法がメインでしたが、近年では治療薬を舌の下で溶かした後に飲み込む「舌下療法」が登場し、安全性も増し自宅で治療ができるようになりました(初回はクリニックで服用していただきます)。
この療法が長期間正しく行われると、アレルギー症状が寛解状態(抗アレルギー薬を使わずとも症状が出ない)となり、長期にわたり症状を抑える効果が期待できます。もし完全に症状が抑えられなくとも、症状が緩和され抗アレルギー薬の減量が期待できます。
「舌下免疫療法」は、スギ花粉症またはダニアレルギー性鼻炎と確定診断された患者さんが治療を受けることができます。

  • 治療は3〜5年の継続が必要となります。
  • 初回、2回目は院内で薬を内服していただき、そのまま30分経過をみさせていただきます。
  • 薬局に薬を取りに行ってもらい、その後から詳しい説明、内服、30分の経過観察がございます。
  • お時間に余裕を持ってお越しください。
  • 副反応が強くなく、特に問題がなければ3回目以降はお薬の処方だけになります。
  • 3回は毎週来院していただくことになりますので、ご了承ください。

※当クリニックでは、小学生以上から治療可能です。まずはご相談ください。

Food allergy食物アレルギー

食物アレルギーについて

ある特定の食べ物を異物と判断し、過敏反応を起こすことで眼、鼻、喉、肺、腸、皮膚などで様々な反応を起こします。
食物アレルギーは何かを食べた時だけではなく、吸い込んだり触れたり、あるは特定の条件が重なった時のみに出現するケースもあります。子供で乳製品や卵に関連するものが多いイメージかと思いますが、大人でも増えてきており原因としては甲殻類、小麦、果物、魚類などが多いです。

食物アレルギーについて

原因となる食べ物を食べてから2時間以内に皮膚や粘膜、呼吸器、循環系に症状が現れます。皮膚の赤み、痒み、浮腫み、蕁麻疹の他に、まぶたや口の中の腫れ、喉が狭くなった感じや息苦しさ、血圧低下からふらつくなどの症状が見られることがあり、場合によっては命に関わります。

診断は医師による問診がメインとなりますので、症状出現前に何を食べたのか、何をしたのかが非常に重要となります。その内容を記録してきて頂ければ診断に近づくことができます。しかし大人の食物アレルギーは原因物質の特定が難しいことが多く、場合によっては専門機関に紹介し、入院のうえ負荷試験(疑わしい物をあえて食べてもらい症状が出るかで確認する。リスクがあるため入院で行われる)を行なってもらうこともあります。

当院ではエピペンの処方が可能です。