Internal medicine 一般内科

Acute medical illness急性期の内科疾患

主な症状

  • 発熱
  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • 喉の痛み
  • 頭痛
  • 関節痛 など

検査

  • 身体診察
  • レントゲン
  • 血液検査 など
  • 炎症反応など一部の血液検査結果は当日にお伝えできます

Lifestyle-related diseases生活習慣病

生活習慣病とは

生活習慣病とは、偏った食事の習慣や過度の飲酒、喫煙、運動不足、過度のストレスなどが原因で発症する疾患です。
高血圧、糖尿病、脂質異常症などがありますが、これらはほとんど自覚症状がないため、放置してしまったり気が付かないままでいると、狭心症や心筋梗塞、脳卒中などを起こしてしまう場合があります。
早めに捉えることで薬に頼らずとも生活習慣の改善でコントロールできることもありますので、普段からの生活習慣の意識や定期的なチェックが重要です。

生活習慣病とは

生活習慣病の診療について

血糖値、HbA1cは当日に結果をお伝えすることができます。

高血圧について

高血圧のほとんど(日本人では85%〜90%)は原因がはっきりしないと言われています(本態性高血圧)。
体質、塩分過剰、肥満、喫煙、運動不足、ストレスなどが原因の一部と考えられます。残りの10%程度はホルモンの異常や腎臓疾患、薬の副作用からくる高血圧です。他には、計測の方法に問題があったり、「意識しすぎ」によって緊張から計測時に高く出ているだけのケースもあります。
高血圧=薬ではなく、原因に見合った対策とその継続が重要です。

糖尿病について

糖尿病も原因やパターンは様々ですが、日本人に多いのは生活習慣に起因する2型糖尿病であり、生活習慣病の一つとされています。自覚症状がほとんどないため、適切に発見・治療が行われないと、恐ろしい合併症につながってしまいます。糖尿病性の末梢神経障害、網膜症、腎症が3大合併症と言われていますが、手足のしびれに悩まされたり、最悪失明に至ってしまったり、動脈硬化を合併し循環不全から四肢の切断に至ってしまうケースもあります。また、人工透析に至る理由として最も多いのが糖尿病性腎症です。
糖尿病が判明した場合や疑われた際は、近隣医療機関の糖尿病専門医と連携し、個々に見合った最善の治療方法・方針を構築、そして日常のコントロールのお手伝いをさせていただきます。

脂質異常症について

脂質異常症は、いわゆる「コレステロールが高い」という状況です。こちらも生活習慣によるものや、他の疾患や薬の影響によるもの、遺伝性のものまで原因は多岐にわたります。さらに悪玉コレステロールが高い場合や、善玉コレステロールが少ない場合、中性脂肪が高い場合など多くのパターンがあります。
こちらもやはり自覚症状はなく、適切に発見・治療がなされなければ動脈硬化から心筋梗塞や脳卒中に至るリスクとなってしまいますので、適切な評価や普段からのコントロールが重要です。

院長からの一言

まずはご自身の状態を正確に把握し、受け入れることが重要と考えます。すぐに薬に頼るのではなく、可能な限り生活習慣の改善を治療の第一歩とすべきと思います。
また、個々に見合った「継続可能な」目標を一緒に設定していきたいと考えています。(頑張りすぎると続かないですよね、それは院長も身にしみています。)

Respiratory disease呼吸器疾患

主な疾患・治療

  • 気管支喘息
  • 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
  • 禁煙指導

気管支喘息

気管支喘息は気道の粘膜に慢性的な炎症が起こる病気です。慢性的な炎症があるため、気道が敏感になっており軽い刺激にも反応し気管支の壁が腫れたり、粘液(痰)を分泌したり、気管支の周辺の筋肉が縮もうとすることで気管支が狭くなり、その結果ヒューヒュー、ゼイゼイしてしまい呼吸が苦しくなってしまいます(発作)。
治療としては「発作時の対策」と「長期管理(普段のコントロール)」がありますが、長期管理(普段のコントロール)が重要です。喘息悪化の要因となりうる環境因子や生活習慣の改善や、炎症を抑え発作を予防する薬剤の使用が治療の中心となります。出来るだけ薬剤に頼りたくないと考えるのは普通ですが、喘息は発作を起こす度にダメージが蓄積し、取り返しの付かない状態になり得る病気であるため、「出来るだけ発作を起こさないように」うまくコントロールしていくことが重要です。喘息のレベルによって、必要な薬剤の量や種類は変わってきます。落ち着いていればもちろん治療のレベルを下げることもあります。
心当たりのある方は是非一度ご相談ください。

気管支喘息

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、持続する咳や痰、息切れといった呼吸器症状を起こす、慢性気管支炎や肺気腫と言われるような疾患の総称です。呼吸機能検査やCTによる肺の状態の評価も必要となりますので、近隣の医療機関の呼吸器内科専門医と連携し、治療に当たっていきます。最大の原因は喫煙ですので、もちろん禁煙が最も重要となりますが、他には気管支拡張薬などを用いた日頃の薬物治療、インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンの接種を行い、感染症をきっかけとしたCOPD悪化のリスクを減らしていくことも大切です。

禁煙外来

喫煙はCOPDの原因だけでなく、脳卒中や心筋梗塞、動脈硬化、高血圧、糖尿病、メタボリックシンドローム、胃潰瘍、肺炎、喘息、骨粗鬆症、リウマチなど、全身の病気のリスクを高めることがわかっています。もちろん肺癌の原因にもなりますが、実は肺以外の癌の原因にもなり得ます。また、妊娠・出産に悪影響を及ぼしたり、受動喫煙(副流煙を自分の意思とは関係なく吸い込んでしまうこと)により家族など周りの人にも悪影響を及ぼしてしまいます。
頭では分かっていてもタバコをやめられないというのは、意志が弱いということではなく実はニコチンの依存性が問題なのです。一定の条件を満たせば禁煙補助薬を使った治療が健康保険で可能です。
一筋縄ではいかない、失敗しやすい、と言われていますが、諦めないことが大事です。禁煙するのに「もう遅い」ということはありません。一緒に頑張ってみませんか?

禁煙外来

現在、禁煙外来に使用するチャンピックス錠(ファイザー社)が入手困難になっています。そのため、禁煙外来は現在お休み中です。再開し次第、ホームページにてお知らせいたします。

Cardiovascular disease循環器疾患

主な疾患

  • 不整脈
  • 胸痛・胸部違和感
  • 動脈硬化 など

検査

動悸を感じても病院にかかった時には治っているということ、ありますよね。不整脈は経過観察で良いものから早急に対策をすべきものまで幅広くあり、病院で心電図検査をしただけでは捕まえることができないこともあります。
当院では24時間心電図検査を扱っておりますので、治療を必要とする不整脈を発見し専門医療機関へ紹介させていただくことが可能です。また、動脈硬化の状態を評価したり、血管年齢を測定する機械も導入しておりますので、ご自身の状況を把握し、生活習慣を見直すきっかけとしてみてはいかがでしょうか。

循環器疾患

emgality片頭痛治療薬エムガルティ

片頭痛治療薬、エムガルティの院外処方が可能です。

エムガルティの効果

  • 片頭痛日数が減る
  • 急性期治療薬を使う日数が減る
  • 頭痛が続く時間が短縮する

エムガルティの投与方法

初回に2本、以降は1ヶ月間隔で1本注射します。
お気軽にお問い合わせください。